老いも幼きも男女を問わず
昭和9年、江原町若睦の前身「江和睦」が発足したときの設立趣意書にある一節です。祭礼を「皆で私たちのお祭りとして」執り行いたい、という考えから始まりました。
江原町若睦は、江原町町会とは別の団体ですが、役員の多くを共通し、町会と密接に連携しながら地域の祭礼と行事を支えています。10月の江古田氷川神社 例大祭では、江原町地区の運営を若睦が担っています。
若睦とは
江原町若睦は、江原町にお住まいの方で構成された団体で、江原町の祭礼と地域の行事を支えることを目的に活動しています。町会に加入していることは条件ではなく、年齢・性別も問いません(現在の会員は男性のみです)。
10月の江古田氷川神社 例大祭では江原町地区の運営を担うほか、須賀稲荷神社 氏子会の初午や、町会の納涼盆踊り大会のお手伝いをしています。会員とそのご家族による親睦の行事もあります(詳しくは下記「年間活動内容」)。その歴史は昭和9年(1934年)10月に発足した「江和睦」にさかのぼります(下記「設立趣旨」)。
このページの掲載内容は、若睦の了承を得て町会サイトに掲載しています。
設立趣旨
若睦の前身「江和睦」は、昭和9年(1934年)10月に発足しました。母体となった「江和会」は、昭和2年(1927年)2月5日、江古田不動尊において近代的な町会組織を目指して設立された団体で、その後いくたびか改称を重ね、現在の江原町町会となっています。
江和睦の設立の趣旨は、現在の江原町域の鎮守である氷川神社の例大祭を、江和会員の皆様のご家族とも一団となり、老いも幼きも男女を問わず、皆で私たちのお祭りとして楽しく円満に執り行いたい、というものでした。
以下は、江和睦の発足にあたり当時の役員・発起人が回覧した設立趣意書です。
村社・氷川神社は、旧大字江古田(片山を除く)の鎮守として、旧江古田組合の皆様の絶大なご尽力と莫大なご寄付により、現在の壮麗な社殿が造営されるに至ったことは、すでに皆様ご承知のとおりです。それゆえ毎年10月29日に行われる例祭も、各部組合の各戸割当金によって盛大に執り行われてまいりましたが、一昨年、都市への併合後の時勢の進展にあわせる意味から旧組合を解散し、江古田聯合町会の設立となり、また旧組合の一切を挙げて江和会(えわかい)に引き継ぐこととなりました。
申すまでもなく、鎮守の祭礼は個人のお祭りではありません。氏子全体の祭礼です。それゆえ町会員一同がいよいよ敬神の念を篤くすると同時に、互いに楽しく愉快に、かつ賑やかに祭礼を執り行いたいというのは、皆様も同じお気持ちのことと思います。しかし昨年は、会として初めての祭礼で勝手がはっきりしなかったため、暫定的な考えから江和会が主体となり、小若連(こわかれん)がこれに加わって執り行いましたが、本年からはぜひこの趣旨を徹底したいということから、江和会役員においても種々検討を重ねた結果、発起人とも数回協議のうえ、ようやく別紙のとおり「江和睦」という団体を作ることで意見が一致しました。江和睦は、江和会員の皆様のご家族とも一団となり、老いも幼きも男女を問わず、皆で私たちのお祭りとして楽しく円満に執り行いたいというのが設立の根本趣旨です。そのため、江和会からは毎年、予定額の祭礼費の交付を受け、町内の祭礼一切を本会(江和睦)が担うことになります。両三日中に世話人が各戸へお伺いいたしますので、会員の皆様におかれましてもこの趣旨をご理解のうえ、こぞってご賛同・ご加入くださいますようお願いいたします。
なお、本来であれば皆様と協議のうえ役員等も決定すべきところでしたが、本年は祭礼も目前に迫り、その準備のための時間がありませんでしたので、やむなく発起人全員を世話人とし、睦長・副睦長・会計は選考委員の推薦によって決定した次第です。その点、何とぞご了承ください。
昭和九年(1934年)十月 江和睦
原文を読む(昭和九年十月・江和睦設立趣意)
村社氷川神社は旧大字江古田(片山を除く)の鎮守にて、旧江古田組合員各位の絶大なる御尽力と莫大なる寄附とに依て、現在の壯麗なる社殿の造営を見るに至た事は皆様既に御承知の通りであります。従て毎年行はれる十月二十九日の例祭も各部組合の各戸割當金を以て盛大に擧行せられて参りましたが、一昨年都市併合後時勢の進運に竝行する意味から旧組合を解散して、江古田聯合町會の設立となり、又原部組合の一切を擧げて江和會に繼承することとなりました。
申す迄もなく鎮守の祭禮は個人の御祭ではありません。氏子全体の祭禮であります。此故に町會全員が愈々敬神の念を篤くすると同時に、互に樂しく愉快に且つ賑かに祭禮を擧行したいと云ふことは皆様御同感のことと思ひます。乍然昨年は會として始めての祭禮にて模様が明瞭で無た為め、暫定的の考から江和會が主体となり小若連が之れに加て擧行致しましたが、本年からは是非とも比趣旨を徹底したいと云ふ處から、江和會役員に於ても諸々考究の結果發起人とも数回協議の上、漸く別紙の江和睦といふ團体を作ることに意見の一致を見るに至りました。江和睦は江和會員の皆様御家族とも一團と成て、老幼男女を問はず皆々我等の御祭として、樂しく円満に擧行いたしたいのが設立の根本趣旨でありますから、江和會からは毎年予定額の祭禮費の交附を受け、本町内の祭禮一切は本睦で担任する次第であります。両三日中に世話人が各戸に御伺ひ致しますから、會員各位に於かれても比趣旨を御諒解下され、擧て御贊同御加入の程を願ひます。
尚皆様と御協議の上役員等も決定すべき筈でありましたが、本年は祭禮も目前に迫り其準備の為の時日がありませんので、已なく發起人全部を世話人とし、睦長・副睦長・會計は銓衡委員の推薦を以て決定した様な譯でありますから其辺御諒察を願ひます。
昭和九年十月 江和睦
年間活動内容
10月に行われる江古田氷川神社の例大祭のうち、江原町地区の運営を若睦が担っています。金曜の夜は演芸大会、土曜は山車の巡行と演芸大会、日曜は近隣5町会合同のお練りと、東京都指定無形民俗文化財「江古田の獅子舞」の奉納が行われます。
詳しい日程・道順・獅子舞の由緒は「はじめての江原町」の秋のお祭りをご覧ください。
このほかにも、年間を通じて次のような活動があります。
| 時期 | 活動 |
|---|---|
| 2月 | 初午(はつうま)のお手伝い 須賀稲荷神社 氏子会の主催。設営・片づけと、ご祈祷への参加。 |
| 5月ごろ | 親睦バーベキュー 須賀稲荷神社の境内で、会員とそのご家族で。 |
| 7月 | 町会の納涼盆踊り大会のお手伝い 設営・片づけ、出店の支援、ゴミ箱の回収、交通整理など。 |
| 10月 | 江古田氷川神社 例大祭 江原町地区の運営を担っています。 |
| 11月ごろ | 親睦バーベキュー 須賀稲荷神社の境内で、会員とそのご家族で。 |
初午と盆踊りのお手伝いは、ご都合のつく方にご参加いただいています。
若睦に加入しませんか
江原町若睦では、一緒に地域の行事を支えてくださる方を募集しています。ご興味のある方は、下記フォームからお気軽にお申し込み・お問い合わせください。
このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシーと利用規約が適用されます。
